iTunesライブラリをバックアップしていなかったときに、iPhoneからデータを取り出しつつ再びPCと同期するまでの方法を大きな流れで説明する。
はじめにテスト環境を書いておきます。
テスト環境:Windows7 Home ,iPhone6S, iTunes12.4x, iFunbox3.0
それでは説明のはじめに。
表記のとおり、iTunesライブラリをバックアップしていなかった場合、ですが、
iTunesライブラリを復元することは多分無理で、
iTunesライブラリ自体は新規に作り直さねばなりません。復元方法がもしかするとあるのかもしれませんが私は知らず、
ここではiTunesライブラリ自体は新規に作成して同期する方法を書きます。
なお、写真や音楽データ自体はiPhone内から抽出たものを使うので
こちらは実質、復元できることとなります。
復元というか元々存在してるものなので維持しつつ同期、ですか。
それでは手順です。
大きな流れを箇条書きし、詳細は超絶割愛します。
これから使うPC上で作業を行うことが前提です。
・iFunBox(検索してDLしてください。無料。)をインストールする
・iFunBoxを起動してiPhoneをつないでデータを抽出し、これから使うPCに保存する
・iTunesをインストールする
・iTunesを起動し、iPhoneをつなぐ。
・iTunesで、まずバックアップをする。(同期はしない。)
・iTunesで、同期設定を好みの設定※にしてから、同期する。
※たとえば戻したい写真があれば、抽出したデータをiPhoneに入れるよう設定する
iTunesライブラリは自動的に作成されます。
デフォルトではマイミュージック配下のiTunesフォルダ内に
iTunes Library.itlという名前で作成されます。
次回、新規PCに移行するときや、既存PCをリカバリする前には
ぜひこのあたりのデータも外付けHDDなど、なんでもいいので
どこかへバックアップしてあとで戻せるようにしましょう。
私は音楽データなどはバックアップしておいたのですが
iTunesライブラリのバックアップを失念してしまい、、
苦労したためこの記事を書きました。
ただ、少しだけいいこともあってiTunesライブラリを新規作成すると
複雑化したライブラリをリセットできる…という意味では
PCのリストアみたいな感覚でよい…かも?
■バックアップと同期について
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なんとなく分かりづらいのでちょっと書いておきます。
バックアップ … iphone -> itunes
同期 … itunes -> iphone
↑ざっくりは、こんなイメージです。
またバックアップや同期される内容ですが、
これは設定に依存しますが、これも大まかに言ってしまうと
バックアップ … アプリ、アドレス帳など
同期 … 音楽、動画、写真など
↑のようなかんじです。
個人的にはとくに、アプリがどうなるのかな?と
不安になったんですが、アプリはいきなり同期してしまっても
消えることはないようです。(たぶん。)
あとバックアップっていっても
全部バックアップされるってことでは全くそうではないことにも
注目ですね。
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なお、iFunboxインストール後は、次回より自動起動してしまうようで
iFunboxが常駐していると、iphoneをPCに接続してiTunesを起動しても
認識されないようでしたので、iTunesでiPhoneを認識したい場合は
iFunboxは終了するとよいと思われます。
以上。